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読了本

【シナン 上・下】夢枕 獏著/中央公論新社 bk1

16世紀のオスマントルコ帝国が舞台。元々はキリスト教徒だった主人公シナンが、デウシルメという徴用制度によってイスラム教に改宗させられ、後に巨大なジャーミー(モスク)を始め、数々の建築物を手がける偉大な建築家となる姿を描く歴史モノ。

私にはオスマントルコの知識が全くなかったのですが、それでも(だからこそ?)当時の歴史状況を興味深く読むことが出来、それぞれの登場人物の生き様が切々と伝わってきて楽しく読了できました。スレイマンとシナンの最後の会話などは、涙がほろほろと出てきました。

神を捕らえるための装置としての建築物というのも、想像するとワクワクしますよね。(ファンタジー好きだから…)
作者が、モスクの実物を見て得た感動が、作品全体を通じて伝わってきました。

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